生田浩行様（テイカ精密）、河原祐己様（河長樹脂工業）が令和4年度の「明日の名工」(京都府青年優秀技能者奨励賞表彰)を受賞されました。

プラスチック分野では初の受賞となります。

https://www.pref.kyoto.jp/noryoku/r1seinen.html

京都府では、平成11年度から京都府青年優秀技能者奨励賞表彰を実施しています。

この制度は、京都府内のものづくりに関わる産業（伝統産業を除く。）に従事する優れた青年技能者を知事が表彰することにより、将来の産業基盤を支える技能者として一層の技術向上の励みとしていただくとともに、技能者の地位向上と技能尊重気運の高揚を目的とするものです。

生田様の技能・ご功績は以下の通りです。

　「水素の漏れない口栓付きパウチの開発及び量産化。内臓手術に使うRFID（ID情報を埋め込んだRFタグ）用ケースの設計及び超小型化・量産化。また、酸化チタンの選定等の試作を繰り返し、液晶ポリマーの超薄型成形に成功するなど、数多くの設計開発及び製品化・量産化に携わり、技能を発揮してきた。また、プラスチック成形工の技能検定委員を約１０年間続けており、業界の技能水準の向上発展にも貢献している。」

河原様の技能・ご功績は以下の通りです。

　「２０１３年から代表取締役を担っているが、現場主義で今でも自らも開発・製造に積極的に参画している。電子部品関係の製品を中心に金型開発分野では樹脂溶融限界点を考慮したホットシステムや流動最適化するランナー形状・レイアウトを考案し、射出成形サイクルの最短化と取個数の最大化を実現。また、自身が技能検定委員を務めるに止まらず、社内技能者に技能検定の受検を推奨し、１級合格者を９名輩出している。」

テイカ精密株式会社のご紹介は　＜こちら＞

河長樹脂工業株式会社のご紹介は　＜こちら＞