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【合研事業報告】令和6年3月25日開催『なんぞこさえる会』

令和6年3月25日に京都市産業技術研究所にて京都合成樹脂研究会『なんぞこさえる会』が開催されました。

『なんぞこさえる会』は会員同士がフレキシブルにジョイントし「新しいものづくり」に挑戦する研究会内の取り組みです。

今回、27名と多くの方にご参加いただいたため、いつもの「ざっくばらんに」という雰囲気は弱めでしたが、会員企業3社から話題提供いただき、理解を深めるとともに新たな展開の可能性を考えることが出来ました。

 ①今年度入会いただいた協和化成様からは、会社紹介並びに近年力を入れられている液状シリコーンゴム射出成形(LIM)事業についてご説明いただきました。とりわけ独自技術である液状シリコーンゴムと異種材(樹脂・金属)との接着成形加工には参加者の関心が集まっていました。

 ②中沼アートスクリーン様からは、今年度京都中小企業優秀技術賞を受賞した「液晶ディスプレイが透過できる 次世代印刷技術 ガラリット」をご紹介いただきました。バックライトに連動して切り替わる印刷や、液晶ディスプレイに映し出された映像と印刷の融合などを直にに見ることが出来、これまでにない色々な応用展開の可能性が想見されました。

 ③タケダ様からは、日々の生活に取り入れられる伝統工芸品のブランド「竹田千藏商店」に関して、立ち上げの経緯や商品ラインナップについてご紹介いただきました。商社における自社製品の開発、伝統工芸の新たな用途展開、IOTを活用した販路開拓などを達成した事例として参考になる点が多く感じられました。

 

また、長年事務局を担当してきました京都市産業技術研究所 北川和男フェローからは、これまでの研究所での業務や今後の研究会への想いが語られました。

続けて、研究会の委員や監事として長年お世話になってきました財木様からは、3月末の退会に際してご挨拶いただきました。

その後、懇親会も実施し、本日の議題や日頃の課題など様々に情報交換し、交流を深めることが出来ました。

今後、具体的なものづくりへとつながっていくことが期待されます。

 

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・協和化成株式会社ウェブサイトはこちら

【会員活動トピックス】中沼アートスクリーン様の京都中小企業優秀技術賞受賞の記事が京都新聞(11/14)に掲載されました。

【会員活動案内】竹田千蔵商店にてランプシェードを商品化(株式会社タケダ様)

 

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